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だまされていたことに長年気がつかない詐欺。医療でも。 [詐欺]

詐欺は手段は巧妙化していて、だまされた方が気がつかなことがしばしばあるとのこと。

今日は讀賣新聞の「わたしの医見から」

千葉市にお住まいの塚谷敏雄さん79歳からの投書。

心筋梗塞を引き起こし、
”血管の細くなった部分にステント(金網状の筒)を入れて広げる手術を受けました。経過はよく、1ヶ月で退院しました。
実は受診する数日前にも胸の痛みがあり、胸痛を抑える薬「ニトログリセリン」を使いました。20年来のかかりつけ医に常備するように勧められていたのです。
今回はこの薬を使っていたために助かったそうです。”

あまり一般社会では広まってませんが、医師の世界では「後医は名医」という言葉があります。

はじめにかかっていた医療機関で、見落としがあったとき次にかかった医療機関は前の機関の見落としが発見しやすいので、患者さんにしてみれば前に見落とした病気を、次の機関では見つけてくれた。
だから二番目の機関(医師)のほうが、名医だと思いがちになる現象を説明した言い回しです。

このことを頭に入れれば、今回ステントを入れた医師は立派だと思います。
普通はあそこ(前医)は藪医者だったけどこうして私が助けてあげましたよ。といいたくなることが多いからです。

そのてん、ステントを行ったドクターは「かかりつけ医のすばらしい判断のおかげです。」と述べたそうな。
けっして自慢しなかった態度は賞賛に値します。

でもね、前医は心筋梗塞の前駆症状である狭心症にたいする、根本治療(血管の形成術)を受ける機会を20年も奪ってきたわけでしょ。

その間、投薬などで症状をごまかしていただけのような気がちょっとだけします。

まぁいろんな要素が絡み合いますので、結論はくだせませんけど。


「かかりつけ医のすばらし」さを鵜呑みにするのはちょっと危険かなと思いました。

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